ドライアイの症状がひどくなる?
ドライアイの主原因は何度も書いていますが、「涙の減少もしくは質の変化」です。一般的に行われているドライアイ対策がかえって症状を悪化させていることがあるのです。ドライアイが原因となっておこる眼の疲れやかすみ、痛みなど、不快な症状。こういった不快な症状に対して、ついつい目薬を何度もさしてしまいます。
市販されている目薬にはメントールが入っています。これはさした時に、目が「すぅ~」っとするので、不快な気分が和らぐ気がします。ついつい、その快感が欲しくて目が乾いたと思ったらすぐに目薬をさす人もいるようですが、これは逆効果です。目薬を大量にさす行為は本来、目を守るべき涙を流してしまっているだけです。これではかえってドライアイがひどくなります。ドライアイ対策ということであれば、涙液型の目薬を一滴さすだけで十分です。
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同じような理由ですが、洗眼液もドライアイ対策ということで考えれば逆効果です。テレビのCMなどを見ていると、眼を洗ったあとの洗顔液を見せて、「こんなに汚れてる~」なんて能天気なことを言っていますが、ゴミのように見える浮いている物体は、水分の乾燥を防ぐ涙の油分です。
涙は「ムチン層」「水」「油層」の順に3層構造で角膜の表面を覆っています。「ムチン」は、いわば接着剤的な役割を果たす成分です。目の表面から水が流れ落ちるのを防いでいます。どうように油分は、水の蒸発を防ぐ役目を持っています。
洗眼をしすぎて涙の油分を洗い流せば、かえって涙が乾燥しやすくなるのです。つまりはドライアイの解消にはまったく役立ちません。逆に、まつげやまぶたなど眼の周囲に着いている汚れを目の中に入れてしまう可能性もあります。
洗眼をしすぎた人が、目の痛みを訴えるケースが増えてきているそうです。そういった人の多くはドライアイや感染症にかかっているのです。
何事もやりすぎはかえって体の毒ということですね。
とにかくドライアイの症状を軽減させるには、涙が眼球の表面をちゃんと覆うようにケアすることが重要。合わないメガネやコンタクトレンズは、まばたきが減るのでNGです。特にコンタクトレンズの汚れは要注意。汚れが涙をはじき、目に均等に広がらなくなるからです。
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